帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹の発症や重症化、帯状疱疹後神経痛の発症を抑えるためのワクチンです。
50歳以上または、帯状疱疹の発症リスクが高いと考えられる18歳以上の成人です。
日本の成人のおよそ9割は体内に帯状疱疹の原因となる水痘帯状疱疹ウイルスを保有しており、80歳までにおよそ3人に1人が帯状疱疹になると言われています。帯状疱疹患者の約7割は50歳以上です。
帯状疱疹後神経痛などの後遺症のリスクも加齢とともに高くなります。50歳以上で帯状疱疹になった場合、約2割が帯状疱疹後神経痛になると言われています。
帯状疱疹ワクチン接種の承認について
2016年3月に50歳以上の人に帯状疱疹予防のため「水痘ワクチン」を接種することが承認されました。
2020年1月には癌や膠原病などで免疫が低下している方にも接種できる新しい帯状疱疹の不活化ワクチン「シングリックス」が接種できるようになりました。
シングリックスは2回の接種が必要です。シングリックスを注射すると、体の中で強い免疫を作ろうとするため、注射部位の痛みや腫れなどの副反応があらわれますが、多くは3日以内に治まります。
水痘ワクチンと比較すると接種費用が高額ですが、50歳以上または、帯状疱疹を発症するリスクが高いと考えられ18歳以上の成人に2023年6月に接種対象が拡大されました。
料金のご案内(消費税込)
初診料・再診療
- 初診料…2,500円
- 再診療…1,000円
内容 | 価格 |
---|---|
水痘ワクチン | 8,800円 |
シングリックス (接種対象年齢:18歳以上) |
24,200円/回 |
帯状疱疹ワクチンは予約でのみ承っております。ご希望の方は来院もしくはお電話でお申し込みください。