イボでお悩みではありませんか?
顔や首、手などにできたイボは、見た目の印象を大きく左右するだけでなく、年齢を感じさせる要因にもなります。西宮市にある当院では、CO2レーザーを用いたイボ取り治療により、患者様一人ひとりのお悩みに寄り添った施術を提供しています。
イボの種類
イボは医学的には「疣贅(ゆうぜい)」と呼ばれ、皮膚から盛り上がった小さな腫瘤のことを指します。イボができる原因は大きく分けて、ウイルス性と非ウイルス性の2種類に分類されます。それぞれのイボには異なる特徴があり、適切な診断と治療法の選択が重要になります。
ウイルス性のイボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が皮膚の小さな傷から侵入することで発生します。
ウイルス性イボの患者数は年間約50万人と推定されており、特に免疫力が低下している方や、小さなお子様に多く見られます。一方、非ウイルス性のイボは加齢や紫外線などの影響により皮膚細胞が増殖することで形成されます。
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
尋常性疣贅は最も一般的なウイルス性のイボで、HPV2型や7型などが原因となります。手足の指や爪の周囲、膝などにできやすく、表面がザラザラとした硬い隆起が特徴です。初期段階では小さな点状の隆起として現れますが、放置すると徐々に大きくなり、直径1センチ以上になることもあります。
足底疣贅(そくていゆうぜい)
足底疣贅は足の裏にできるウイルス性のイボで、「魚の目」や「タコ」と間違えられることが多い疾患です。体重がかかることで皮膚の内側に押し込まれるように成長するため、表面はあまり盛り上がらず、歩行時に痛みを伴うことが特徴です。中心部に小さな黒い点(毛細血管の断面)が見えることで、魚の目と鑑別できます。
扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
扁平疣贅は主にHPV3型や10型によって引き起こされる平坦なイボで、顔や手の甲、腕などに多発する傾向があります。色は肌色から淡褐色で、表面は滑らかであり、直径2~5ミリ程度の平らな丘疹として現れます。若い女性に多く見られ、顔にできると美容的な悩みの大きな原因となります。
老人性疣贅(脂漏性角化症)
老人性疣贅は、正式には「脂漏性角化症」と呼ばれる非ウイルス性の良性腫瘍です。加齢と紫外線曝露が主な原因であり、30代から出現し始め、年齢とともに数と大きさが増加する傾向があります。顔、頭部、体幹などに好発し、色は茶色から黒褐色、表面はざらついており、わずかに隆起しています。
軟性線維腫(アクロコルドン)
軟性線維腫は、首や脇の下、鼠径部などの摩擦が多い部位にできる柔らかい小さなイボです。一般的には「スキンタッグ」とも呼ばれ、肌色から褐色の小さな突起物として現れます。中年以降の女性に多く、肥満や妊娠、糖尿病との関連も指摘されています。
保険適応のイボとは?
イボ取り治療を検討する際、多くの患者様が「保険が使えるのか」という点を気にされます。実際、イボの種類や治療目的によって、保険適応の範囲は明確に定められています。
保険診療が適応されるのは、主にウイルス性のイボであり、治療の目的が「病気の治療」である場合です。
具体的には、尋常性疣贅、足底疣贅、扁平疣贅などのHPVによるイボが該当します。これらは感染性があり、痛みや拡大のリスクがあるため、医学的に治療の必要性が認められています。
一方、自由診療となるのは、主に美容目的でのイボ除去です。
老人性疣贅や軟性線維腫は良性腫瘍であり、健康上の緊急性がないため、基本的には保険適応外となります。ただし、これらのイボが非常に大きくなって日常生活に支障をきたす場合や、悪性腫瘍との鑑別が必要な場合には、保険診療として扱われることもあります。
イボ取りにおける保険診療のメリットとデメリット
<メリット>
- 治療費が比較的安価で経済的負担が少ない
- ウイルス性イボには健康保険が適応される
- 液体窒素療法は多くの医療機関で受けられる
- 長期的な実績と安全性が確立されている
<デメリット>
- 液体窒素療法は強い痛みを伴うことが多い
- 複数回の通院が必要で治療期間が長い
- 色素沈着などの跡が残る可能性がある
- 美容的な仕上がりにおいてはCO2レーザーに劣る場合がある
- 老人性疣贅や軟性線維腫には適応されない
イボのCO2レーザー治療
CO2レーザー(炭酸ガスレーザー)は、波長10,600nmの赤外線を利用した医療用レーザーで、組織に含まれる水分に吸収されやすい特性を持ち、照射部位の細胞を瞬間的に気化・蒸散させることができます。
CO2レーザーの最大の特徴は、狙った部位だけを正確に削り取ることができる「選択的組織破壊」能力にあります。
イボの組織だけを除去し、周囲の正常な皮膚へのダメージを最小限に抑えることができるため、治療後の傷跡が目立ちにくく、美容的に優れた結果が得られます。
CO2レーザーによるイボ治療のメリット
1回の治療で完結することが多い
液体窒素療法が数回~十数回の通院を必要とするのに対し、CO2レーザーによるイボ取りは、多くの場合1回の施術で治療が完了します。
痛みが少ない
ペンレステープや局所麻酔を使用するため、治療中の痛みはほとんど感じません。
美容的に優れた仕上がり
CO2レーザーは精密な制御が可能で、イボだけを選択的に除去できるため、周囲の正常な皮膚へのダメージが最小限です。そのため、治療後の傷跡が目立ちにくく、特に顔や首など目立つ部位のイボ取りに適しています。
再発率が低い
CO2レーザーはイボの根元まで除去できるため、再発率が低いとされています。液体窒素療法の再発率が約20~30%であるのに対し、CO2レーザー治療の再発率は約5~10%程度と報告されています。
複数のイボを同時に治療可能
一度の施術で複数のイボを同時に治療できるため、時間的・経済的な効率が良いです。
CO2レーザー治療のデメリットと注意点
CO2レーザーによるイボ取りは自由診療となり、費用は保険診療よりも高額になります。
また、治療後の適切なケアを怠ると、色素沈着や傷跡が残るリスクがあります。特に紫外線対策は重要で、治療後のUVケアが大切になります。
よくある質問
西宮市でイボ取りをお考えの方へ
イボは種類によって原因や適切な治療法が異なります。ウイルス性のイボは感染や拡大のリスクがあり、老人性疣贅や軟性線維腫は美容的な悩みの原因となります。
放置すると数が増えたり大きくなったりする可能性があるため、早めの治療が推奨されます。
CO2レーザーによるイボ取り治療は、1回の施術で完結することが多く、痛みが少なく、美容的に優れた仕上がりが得られる治療法です。
治療方法には保険診療と自由診療があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。患者様のイボの状態、ライフスタイル、ご希望に合わせて、最適な治療法を選択することが大切です。
イボでお悩みの方は、ぜひ西宮市のあさくら皮膚フ科クリニックまでご相談ください。






